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何が変わった? 「SwitchEdition」と新しい「Minecraft」の違い

6月21日に発売された、ニンテンドースイッチの新しい『Minecraft』。 従来の『Minecraft: Nintendo Switch Edition』と、「統合版」「BE」と呼ばれる『Minecraft』の違いをまとめました。

「SwitchEdition」「Minecraft」の違いまとめ表#

項目Switch Edition(従来版)Minecraft(統合版/BE)
主な開発会社4J StudiosMojang/Microsoft Studios
価格-3,888円(税込)(買い直す必要はありません。SwitchEdition所有者は、新バージョンを無料ダウンロードできます)
ダウンロード版ありあり
パッケージ版なしあり
データ容量1.0GB658MB
韓国語/中国語の対応なしあり
ゲームの内部システムゲーム機専用に作ったエンジン(2012年のXbox360移植のために作られたもの)Bedrock Engine(軽量なスマホ版をベースにマルチプラットフォームに対応させたもの)
ワールドの広さ最大で3072×3072実質無限(“実質”の詳細は後述する)
アップデートのタイミングPS4版などと同時スマホ/Win10/XboxOneと同時
ローカルマルチプレイできるできる(どちらも最大8人でローカルマルチ可能)
NintendoSwitchOnlineでのマルチプレイできるできる(ニンテンドーアカウントを使ってスイッチ同士で遊ぶオンラインプレイのこと)
XboxLiveでのマルチプレイできないできる(XboxLiveアカウントを使えば、違う機種とも一緒に遊べる)
画面分割できるできる
実績の保存先本体のユーザーに紐づけXboxLiveアカウントに紐づけ(XboxLiveにサインインしないと解除できない)
チュートリアルワールドありなし
コマンド/コマンドブロック使えない使える(BE仕様のコマンドですので、Java版固有のNBTタグ等は使えません。スマホと同じです)
Mobなどエンティティの数の上限ありなし
ミニゲームモードありなし
公式提携サーバーへの接続できない近日対応(公式とパートナーになったLifeboatなどのサーバーに接続できる機能。XboxLiveアカウントが必要)
Realmsへの接続できないできる(公式が提供するレンタルサーバーサービス。XboxLiveアカウントが必要)
ゲーム内ストアPS4版などと同等の内容スマホ版などと同等の”マーケットプレイス”(プレイヤーの作った配布ワールドなども販売されている)
描画距離の変更できないできる
カスタム(自作)スキン使えないまだできない(しかし公式サイトによると”将来のアップデートで対応できるよう取り組んでいる”そうです)
外部からのアドオン読み込み(リソースパックとビヘイビアーパックのこと)できない(コンソール版では公式が作ったコンテンツしか使えない)スイッチではできない(XboxOneではUSBドライブから読み込み可能だが、任天堂が外部からの読み込みを許可していない)
本体機能を使った動画の録画できるできる

それぞれの「違い」について、詳しく見ていきましょう。

新しい『Minecraft』は、スマホアプリ版の移植です#

開発の中心が違います#


https://twitter.com/4JStudios

従来のゲーム機版は、スコットランドの「4J Studios」が主に開発を担当しています。この会社は、2012年にマイクラをXbox360に移植する際に移植・開発を担当し、現在まで色々なゲーム機版の開発で活躍してきました。

一方、6/21に発売された新しい『Minecraft』は、Mojangと、Mojangを買収したMSのMicrosoft Studiosが開発の中心です。MojangはPC版やスマホ版で忙しいはずです。なんでゲーム機なのに本家Mojangが開発しているんでしょうか?

答えは簡単。新しい『Minecraft』は、スマホアプリ版の移植だからです。実際に起動して遊んでみれば、内容が思いっきりスマホと同じなのが分かると思います。

ゲームの内部的なシステムが違います#

こちらは新しい『Minecraft』にスーパーマリオマッシュアップパックを適用した画面です。従来版と違い、タイトル画面にもマッシュアップパックを適用できるんです。こんな風に、従来の『SwitchEdition』と新しい『Minecraft』では、ゲームの根幹的なシステムが異なるのです。「アップグレード版」というより、別のゲームなんですよ。

こちらは生放送で公開された、アイテム一覧をタッチ操作している様子。スマホ版同様のGUIになるので、移行するとメニューの操作などで戸惑うかもしれません。

もし操作に不安があれば、お手元のスマホにスマホ版マイクラをインストールして、市販のゲームコントローラーを接続してみましょう。そうすればスイッチで新しいMinecraftを遊ぶ際の操作練習ができます。

マイクラ「BE」って何なのよ?

新しい『Minecraft』のことを、「BE」と書くことがあります。「BE」は「Bedrock Edition」や「Bedrock Engine」の略。「Bedrock」は「岩盤」という意味ですが、「Bedrock Engine」は、新しいマイクラの内部システムのコードネームみたいなものです。岩盤みたいに強固なシステムになりますようにってことですかね。そのBedrockEngineを使った新しいマイクラを「Bedrock Edition(BE)」と呼んでいるんです。

なお、タイトルを見れば分かる通り「Bedrock Edition」というサブタイトルは付いていません。あくまで従来のゲーム機版と区別するために「BE」という名称を使っているだけです。

そうそう、新マイクラではスマホ版と同時にアップデートが来るようになります。同時にこないとクロスマルチプレイできませんからね。ということでみんなアプデ記事読んでね!

セーブデータの形式、ワールドの広さが違います#

「ゲーム機には限界がある。無限ワールドは不可能。」
― そんな常識が、覆りました。スマホ版を移植することで、ゲーム機なのに無限ワールドを実現したのです。

ということで、スイッチ版を含む統合版と、他機種のワールドの広さを比較してみました。PS4が非常に広いイメージがありましたが、「無限」という言葉の前ではそれは無意味。

“無限”といっても、機械には限界があります

これ、なんでしょう? 答えはxz座標(16777216,16777216)から撮影した景色です。つまり、xまたはz座標の絶対値が2^24 (2の24乗)を超えるとまともに生成できないんです。まあこんな場所普通に遊んでたら辿り着けませんけどね。

2^24は流石に極端ですが、例えば700万ぐらいまでいくとまともに移動ができなくなったり、とにかく何百万とかいう座標まで行くとバグりだすのは頭に入れておきましょう。

なおワールドの引っ越しですが、システムが全然違うため、「移動」というより「変換」になります。(実際にゲーム内にも”変換”と書かれています)。WiiU版のワールドを無限ワールド化したい方は、一旦従来の「SwitchEdition」を経由してから、新しいマイクラに持っていく必要があります。

設定項目がとても細かくなり、描画距離も変えられます#

スイッチ版BEの設定画面。スマホとほぼ同じですね。描画距離は最大14チャンクまで広げることができます。ゲーム機なのに変えちゃって大丈夫なの!? ― 安心してください。新マイクラはサクサク動きますから。

XboxLiveアカウント#

クロスマルチプレイができます#

新しい『Minecraft』には、「マイクロソフトアカウントでサインイン」というボタンがあります。

押すとこんなURLが表示されますので、表示されたURLにスマホなどでアクセスし、Microsoftアカウントでサインインしましょう。テレビのYouTubeとかと同じような仕組みで、スイッチ側も連動してサインインできます。

XboxLiveアカウントなんて持ってねえよ!


新しいマイクラのクロスマルチプレイには、マイクロソフトアカウントを使います。「XboxLive」はマイクロソフトアカウントを使ったサービスです。XboxLiveアカウント=MSアカウントなのです。例えばPCでWindows10やOfficeを使っている方は、そこで使っているアカウントをそのまま使えます。

そうそう、XboxLiveを絶対に使わないといけないわけではありません。例えば「ローカル通信モード」に切り替えれば、近くの人とローカル通信で遊べます。

また、XboxLiveではなく従来版のようにNintendoSwitchOnlineを使ったオンライマルチプレイもできます。

スマホなどと一緒に遊ぶ場合の詳しい手順については、この記事をお読みください。

ミニゲームモードの代わりに「サーバー」欄があります#

6/21当日ではまだ対応しませんが、リリースのちょっと後に「サーバー」機能に対応する予定です。スイッチ/XboxOneからは、MineplexやLifeboatといった公式と提携したサーバーだけ接続できます。なお、お子様が見知らぬ人と遊ぶのが心配な方は、Microsoftのサイトからペアレンタルコントロールで制限できますので、ご活用ください。

レンタルサーバーサービス「Realms」が使えます#

こちらも6/21当日は未対応ですが、リリース後に「Realms」への接続に対応する予定です。これは「月額料金を払えば自分の24時間サーバーをレンタルできる」公式のサービスです。使っている人をなかなか見かけませんがね…

ただし自分のワールドが他端末と同期されるわけではありません#

XboxLiveにサインインすれば、異なる機種の人をスイッチのワールドに招待したり、その逆も可能です。

しかし!!マルチプレイができるというだけで、スマホで遊んだワールドがスイッチ版に同期されたりするわけではありません! PS3/Vitaのクロスセーブとは違います!

パッケージ版の方は、更新をダウンロードしないとオンラインプレイできません#

パッケージ版の方は更新をダウンロードする必要があるのでご注意ください。

「実績」がXboxLiveアカウントに保存されますが他端末とは別扱いです#

これはWin10版の画面ですが、スイッチの新しい『Minecraft』の実績画面はこんな感じです。新しいマイクラでは、従来版のようにスイッチのユーザーと実績が紐付けられるのではなく、XboxLiveアカウントに実績が保存されます。つまり、XboxLiveにサインインしないと実績が解除できません。

ちなみに、スマホなどで既に実績を取っている方が、同じアカウントでサインインしても実績は引き継がれません。アカウントは同じでも、実績は機種ごとに区別されているからです。

チュートリアルワールドはありません#

悲しいことに、4J Studiosのスタッフが作ったあのチュートリアルワールドは新マイクラには入っていません… 遊んだことのない方は、今のうちに遊んでおきましょう。保存しておけば新マイクラに持っていけます。

コマンド/コマンドブロックがゲーム機なのに使えちゃいます#

→ボタンを押すと、チャット画面が開きます。しかもスマホ同様、スイッチでもコマンドが使えちゃうんです。

コマンドブロックも使えますよ。公式の生放送では、リピートコマンドブロックでオウムを召喚してしまい、オウムだらけになっちゃうハプニングがありました。新マイクラではMobの数に制限がないので、こんな風に何でも出しまくれるんです! 何でも大量に出しまくるのが好きなマイクラ実況者の皆さんに朗報ですね!

Java版とはコマンドの仕様が違うので注意

スイッチで使えるコマンドは、スマホ版同様BE専用仕様になっています。具体的には、「NBTタグ」が使えなかったり、Java版にある色々なコマンドが実装されていなかったりします。例えば、MobのカスタマイズはJava版ほど自由にできません。Java版向けのコマンドの装置は、ほとんどBEでは動かないのでご注意ください。

ゲーム内ストアの内容が違います。そしてDLCは共有されます#

これは新マイクラの「ストア」の画面です。(スーパーマリオマッシュアップパックが適用されてます) スマホ版同様の、よりどりみどりのコンテンツを「マインコイン」で購入できます。**従来版のように個別で支払うのではなく、先にゲーム内通貨を買っておいてから購入する仕組みです。**(めちゃくちゃ商品が多いので、国ごとに価格設定する手間を省くためにこうしたそうです)

なお、ストアの利用にはXboxLiveへのサインインが必要です。スマホと同じアカウントを使えば、スマホで既に買ったDLCを書い直す必要はありません。

マリオマッシュアップはクロスプレイできない


マリオマッシュアップパックを適用したワールドに他機種のプレイヤーが参加することはできないのでご注意ください。キノコ王国は任天堂の結界から出ることはできないのです。